聖霊(鳩)の十字架と雪の聖母(聖母子)のセンターメダイに、アメジスト・ラピスラズリを合わせたロザリオです。
聖霊は、三位一体(父と子と聖霊)の一つであり、神の霊的な働きや存在を示します。
鳩は聖霊の象徴として描かれることが多く、これはイエスがヨルダン川で洗礼を受けた際、
聖霊が「鳩のように降りてきた」という聖書の記述に由来します。
聖霊は愛や知恵、力を授け、信仰者に導きと励ましを与える存在とされています。
また、平和や純潔、神の恵みの象徴としても表されます。
オリーブの枝をくわえた鳩は、カトリックをはじめとするキリスト教において平和と希望の象徴として知られています。
このモチーフは、旧約聖書『創世記』に記されているノアの箱舟の物語に由来しています。
大洪水の後、ノアが地上に水が引いたかを確認するため鳩を放ったところ、
鳩がオリーブの若葉をくわえて戻ってきました(創世記 8章11節)。
これにより、洪水が収まり神の怒りが静まったこと、そして地上に平和と新しい命が戻りつつあることが示されました。
その後、オリーブの枝をくわえた鳩は、神と人類との和解、平和の回復、
そして新たな希望の象徴として用いられるようになりました。カトリック教会においても、
聖霊が鳩の姿で現れることがあり、これと合わせて平和や神の導きを象徴する大切なシンボルとなっています。
聖母子は、聖母マリアが幼子イエス・キリストを抱く姿を通して、神の愛と救いを示すものです。
マリアは「神の母」として選ばれ、イエスを世に送り出す役割を果たしました。
この姿は、受肉の神秘を表し、母と子の深い絆を通して私たちに信仰と希望を思い起こさせます。
聖母子像は、祈りや黙想の対象として、主イエスへの信仰とマリアの取次ぎを深める助けとなっています。
雪の聖母は、ローマのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂に由来する聖母マリアの称号で、
4世紀に雪が奇跡的に降った場所に聖堂が建てられたことからこの名で呼ばれます。
聖母マリアへの信仰が深まる中で、彼女の清さと慈愛が、この「雪」という純粋な象徴を通して示されました。
【アメジスト】
アメジストは、深い紫色が特徴の天然石で、「真実の愛」と「心の平安」を象徴します。
カトリックにおいても高貴で霊的な意味を持ち、節制や純潔の象徴とされ、司教の指輪にも用いられています。
心を落ち着かせ、祈りや瞑想を深める効果があるとされ、邪悪なものを遠ざける守護の石ともいわれています。
また、精神的な成長を促し、神への信頼を強める助けとなる石として親しまれています。
【ラピスラズリ】
ラピスラズリは、深い青色が特徴の天然石で、「幸運」や「真実の象徴」とされる古代から愛されてきた石です。
持ち主に洞察力や判断力を与え、正しい道へ導く力があると信じられています。
また、邪気を払い、心を守るお守りとしても知られています。
モーセの十戒が刻まれた天然石はラピスラズリであったとも云われています。
内面的な成長や自己表現をサポートする効果が期待され、特に精神的な豊かさや知恵をもたらす石として親しまれています。
丈夫なピンで丁寧にビーズを繋いでいますので、壊れにくく末永くお使い頂けます。
医療器具にも使用されるサージカルステンレス(ステンレス316)製の丈夫なピン・チェーン・カンでビーズを繋いでいますので、
壊れにくく末永くお使い頂けます。錆びにくく汚れにくいのも特長です。
■ステンレス316とは
医療用のハサミ、メスなどに使用されている錆びにくく金属アレルギーが起きにくい素材です。
●使用ビーズ:アメジスト6mm、ラピスラズリ8mm
●金具素材(ピン・チェーン・カン):ステンレス316
●十字架素材:メタル
●センターメダイ素材:メタル
●十字架の大きさ:3.4×1.9cm
●センターメダイの大きさ:2.2×2.2cm
●輪の長さ:約67cm
●センターメダイから十字架までの長さ:9cm
#サージカルステンレス
#アメシスト